ホームチームについて

私たちがチームを立ち上げた理由

このチームの立ち上げ時の会員8人の内7人は、「鷹匠」をやっています。鷹匠とはご存知の方もいると 思いますが、猛禽類の鷹やハヤブサなどを使ってキジやカモなどを獲る「鷹狩り」をする人のことです。 この鷹狩りをする上で必要になるのが「放鷹技術」と言う、いわゆる鷹を思い通りに飛ばす為の訓練です。 この訓練は鷹の種類などによって、または人によってやり方が多少変わってきたりしますが、概ね基本とするところは 同じです。

この基本となる訓練(放鷹技術)を使って、ケガや病気で苦しんでいる野生の猛禽類を救おうと思ったのがそもそもの きっかけでした。 しかし、いくら技術を持っているからと言っても、ケガや病気の治療は私たちには出来ません。それは獣医師しか出来ない からです。ですので、獣医師に治療をしてもらった後、野生に復帰するまでのリハビリやお世話をすることが私たちの 役目なのです。もちろん、必要であれば獣医師のサポートも行います。 また、会員によっては猛禽類だけでなく、哺乳類の保護経験や飼育経験のある人もいますので、チーム全体として 野生動物全般の保護に取り組んでいます。

こうした流れの中で、私たちチームだけでなく他の保護団体(特に猛禽類を扱う団体)にとって一つの障害と言うか、 喜ばしくない問題点があります。 それは、猛禽類やその他野生動物を無断で捕獲したり飼育したりする、いわゆる違法捕獲(密猟)や違法飼育です。 日本の法律(鳥獣保護法)では、狩猟期間中の狩猟対象鳥獣以外の捕獲及び飼育は禁止になっています。 (法律に関して詳しくは環境省ホームページをご覧下さい。)

この法律を知らずに捕獲・飼育する人もいれば、知っていながら捕獲・飼育する人もいます。 その中でもよく目にするニュースが「オオタカ」や「メジロ」の違法捕獲・違法飼育です。 テレビや新聞報道でご存知の方もいるのではないでしょうか?
こうした違反者が跡を絶たないが為に、保護活動を行う団体または個人が白い目で見られてしまうケースがあるのです。 真面目に保護活動に取り組んでいる者にとっては、とても迷惑な話であり憤りさえ感じてしまいます。 しかし、私たちはそう言ったことにも負けない信念を持っており、私たちのことをきちんを分かってもらう為に、 公開出来るものはすべて公開していきます。

「情報公開」なんておこがましいことよりも、私たちのことをしっかり理解して頂きたいと思うのです。 その上で、私たちがやろうとする活動にも理解をして頂き、またご賛同頂けるように全力で頑張っていきたいと 思っています。

今の私たちには地位や名誉や財産などはありませんし、そのようなものに拘るつもりもありません。 ただ動物が好きで、弱っている動物を放っておけない性分の人間の集まりなのです。 疑問や疑念を持たれる方もいるとは思いますので、その時はどうぞご遠慮なくお尋ね下さい。

色々な立場、色々な考えを持たれる方々とお話をし、意見交換・情報交換することも私たちには必要だと考えます。

多くの方からのご指導ご鞭撻、またご理解ご賛同をお願い致します。

                                             代表理事 工藤公明

 

当団体について

団体名称九州野生動物保護チーム
目 的日本国内に生息する傷病野生動物の保護・治療・リハビリテーションを行い、野生復帰までの手助けをします。また、大分県内に傷病野生動物専用シェルターの開設をする為の活動と、保護活動を通じて生物多様性の保全及び自然環境の保全に取り組み、子供たちや一般市民への啓蒙活動を行い社会貢献に務めます。
活動概要 1.傷病野生動物の保護・治療及び野生復帰に向けてのリハビリテーション
2.傷病野生動物専用シェルターの開設
3.教育機関等での各種イベント及び自然環境教育
4.野生鳥獣の違法捕獲・飼育及び密猟防止の為の啓蒙活動
5.行政・獣医師・関連団体との情報交流
6.カラス、ハト等の有害鳥獣の駆除・防除
役 員 代表理事   工藤公明
 専務理事   和才隆秀
 常務理事   安部 一
 理  事   中村 茂
 理  事   和才美弥
 理  事   工藤公香
 理  事   門脇高志
 監  事   吉田篤志
事 務 所大分県大分市雄城台住宅地19-11 電話 090-8839-0140
設 立 日2013年2月26日
会 費正 会 員 入会金 \2,000 年会費 \3,000  賛助会員 年会費 \2,000
取引金融機関■ゆうちょ銀行 ■大分銀行

                                               2013年3月現在

県保護事業関連

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