活動概要
シェルター開設
保護活動は今まで通りに行い、それと同時にシェルター(保護収容施設)の開設に全力を上げます。大分県では野生鳥獣に関する事業計画の中には、傷病野生鳥獣の収容施設に関する事項は入れていません。その為民間でのシェルター開設しかありません。皆様のご理解ご協力をお願い致します。
鳥獣保護
野生に生きる動物に無闇に人の手が入ることは、自然の摂理に反することだと思います。
しかし、偶然にも人の目にとまった傷病野生動物には、やはり手を差し伸べてあげたいと思うのです。人と同じ一つの命を未来へと繋いで行く手助けをしてあげたいのです。自然を豊かにしてくれるのは動物たちなのですから。
自然環境教育
傷病野生動物の保護の必要性やそこから繋がる生物多様性の保全、自然環境の保全に関心を持ってもらうために、イベントや講演会等を行います。実際に動物と触れ合ったり自然の中で様々なものを見たり体験することで、人と自然、人と動物は切り離せないものだと感じてもらえたらと思います。
獣医師との連携
運び込まれる動物たちの中には、専門知識が必要な種類もいます。希少性の高いと言われる猛禽類もその一つです。この猛禽類に十分な治療などを施せる獣医師が少ないため、協力してくれる獣医師を増やさなければなりません。大分県獣医師会の協力も得ながら獣医師との連携を図っていきます。
密猟阻止
日本では国内に生息する鳥獣の捕獲・飼育は原則禁止(狩猟期間中の狩猟対象鳥獣は別)です。しかし、残念なことに猛禽類やメジロなどの違法捕獲や違法飼育が跡を絶ちません。私たちはこれら違法行為を撲滅する為の啓蒙活動を行います。
有害鳥獣対策
保護活動とは正反対の活動ですが、現実問題として無視出来るものではないことから、必要最低限の頻度で行ないます。カラスや鳩などを天敵である猛禽類を使い追い払います。基本的に捕獲殺処分ではなくその場から移動してもらうようなやり方です。
■上記の他、海外保護団体との交流や現地視察、猛禽類の専門的知識を学ぶ為のスクール事業などを計画しています。
詳しくはお問い合せ下さい。